JHA出版サービス
出版サービスのご案内
日本ホリスティックアカデミー(JHA)では2019年4月からJHAのプロコースを修了して開業しているセラピストを対象とした「出版サービス」を開始しました。
JHAは2015年に出版事業部として「静林書店」を設立しました。静林書店は心身の癒しに関する出版物の刊行を目的とする正式な出版社です。2015年には『悲嘆療法-死者との再会で癒される』、2018年には『前世療法-その歴史と現代的意義』とブライアン・ワイス博士著『魂の伴侶-ソウルメイト』のマンガ版を発刊しています。
通常、既存の出版は下記の3種類が考えられます。
1.商業出版
これは出版社が出版費用を全額負担して、著者には販売部数に応じて印税を支払うやり方です。出版不況の現在において著名人やある一定の販売部数が見込まれる既存作家でない限りは商業出版で本を出してくれる出版社はまずありえないと思って間違いありません。
2.共同出版
著者と出版社が出版費用を分担して負担する場合です。半々で負担する場合、あるいは割合を決めて負担する場合などがありますが、ある程度の利益が見込まれる場合でなければ出版社はリスクを負うことはしません。売れて利益が出た場合に利益配分をどのように行うかは著者と出版社との間の取り決めによります。
3.自費出版
著者が出版費用を全額負担します。出版社が書籍販売活動を行ってくれる場合と編集・発行のみで書籍販売活動は含まない場合があります。書店に卸して販売をサポートするというオプションをつけて、その販売マーケティングに数百万円の追加料金を課すような出版社も多いようです。
セラピストのところには出版社から自費出版をしませんかというメール案内が入ってくることが時々ありますが、不況で商業出版が難しくなったため中小の出版社も大手の出版社も自費出版に目をつけてきました。しかし良く見てみると、結局は自費出版に導くためのマーケティングとして原稿募集が使われていると思えます。
自費出版に限定した出版業を行っている中小の出版会社も多数あります。書店に卸して販売をサポートするというオプションをつけて、その販売マーケティングに数百万円の追加料金を課すような出版社は多いのですが、書店に卸したからといってもまず売れません。とくに癒し関連の書籍で大きく何万部も売れるタイトルなどは極めて稀なケースです。販売マーケティングに支払う追加料金に見合った見返りはまず見込めません。
ヒプノセラピストによる書籍出版は本当にその書籍を必要とする一部の限定された読者に向けてお届けするものだと思います。余分な費用を使わずに著者が納得のゆく書籍を作って、それを必要とする方に読んで頂くのが目的となります。
筆者になるということ「マーケティングの観点」
あともう一つ、忘れてはならないのが著書を持つということがマーケティングの観点からも大きな力になるということです。
数年前に当スクール代表がオーストラリアのメルボルンで開催されたブックマーケティングのワークショップに参加したとき、講師がこのようなことを言っていました「本は名刺代わりとして使いなさい。本を売ろうとしないで自分を売りなさい」。
本が自分のビジネスに役立つというのです。「本があるとどんなくだらない本でも、どんなくだらない人でも著者だというだけで信じてもらえる」というのです。確かにくだらない本を書いて虚像で生きている人物がいるかもしれません。願わくばくだらない本ではなく、人にとって役立つ本の著者となれば素晴らしいことです。
また、本だけを売るのではなく、メディアミックスを考えてCD・DVD、YouTube、ゲーム、講座、講演会などを連合させながらマーケティング展開をしていくことも有意義とのことです。
出版費用は発行部数、ページ数、紙質、編集、装丁などで大きく変わりますが、自費出版専門会社では100万円~300万円、マーケティングを頼むと最低でも300万円~500万円以上が必要となります。
「出版サービス」はJHAで主要なプロフェッショナルコース(年齢退行療法プロ、前世療法プロ、悲嘆療法プロ、エリクソン催眠プロ)のうち2つ以上を修了して開業しているヒプノセラピストを対象としたセラピスト支援サービスです。
JHAの出版事業部「静林書店」が発行所となり、編集校正、印刷、納品までを引き受けます。販売はアマゾンを通したオンライン販売と著者の直接販売となり、既存の書籍取次店を通した書店販売はいたしません。アマゾンとは著者が直接契約を結んでもらいます。在庫は著者が持ち、アマゾンへの在庫補充も著者が行います。
出版を希望するヒプノセラピストは原稿作成、編集、校正、印刷製本等にかかる最低限の費用を負担して、ご自分の著書を持つことが可能となります。どの程度の費用がかかるかは書籍の判型(サイズ)、写真・画像等の有無、ハードカバーかソフトカバーか、ページ数、使用する紙のクオリティ、印刷部数等によって変動しますが、 既存の自費出版会社に依頼して出版する場合に比べて格安の費用で提供いたします。
送って頂いた原稿は編集スタッフが目を通し、加筆編集の程度を判断して、最終的な完全原稿に至るまでの日数と費用の目安をお知らせします。例えば、完全原稿(そのまま印刷にかけられる完成状態の原稿)に近い原稿を用意して頂いた場合だと、一番安く抑えた場合でソフトカバーの四六判128ページ、500部発行で約46万円(税抜)程度で出版可能です。
- 四六判 or B6版 / 並製本 / 本文1c / 128ページ / 500部 / 約46万円(税抜)
- 四六判 or B6版 / 並製本 / 本文1c / 192ページ / 500部 / 約52万円(税抜)
- 四六判 or B6版 / 並製本 / 本文1c / 256ページ / 500部 / 約58万円(税抜)
「出版サービス」の有資格者で出版を希望される方は、こちらのお問合せフォームよりご連絡ください。