JHA・講師紹介

村井 啓一(むらい・けいいち) 日本ホリスティックアカデミー(JHA)代表講師

「何も足さない、何も引かない」が私のモットーです。クライアントさんの言葉とありのままの行動をそのまま受け入れ、クライアントさんを深く信じ、ご自身の中から生まれてくる変化にご自分で気づかれるのを辛抱強く待つのです。そのプロセスを寄り添いながら見守るのがヒプノセラピストの仕事です。

これまでに多くの方が当スクールで学ばれました。自分を癒したい方、人の癒しのお手伝いをしたい方、興味本位で来られた方。その動機は人によってそれぞれですが、皆さんがここで学ばれて人生を見直すきっかけとなる深い体験を得られてきました。

人の癒しのお手伝いをすることで自分も癒されます。クライアントさんが癒されて楽になるとヒプノセラピストも同じように癒されて楽になるのです。またヒプノセラピーを学ぶことは究極のコミュニケーションを学ぶことでもあります。あなたも是非ヒプノセラピーを学び、まずは自分癒しからスタートし、この人生を幸せに暮らしてください。

略歴と主な活動

2002年9月に世界最大の催眠療法士の非営利団体である米国催眠士協会 (National Guild of Hypnotists) の教育担当理事であった故リチャード・ハート博士 (Richard Harte, Ph.D.)から米国の催眠療法を学び米国催眠士協会(NGH)の会員となる。また同協会の主要メンバ―であるドン・モティン氏 (Donald A. Mottin)や伝説的なヒプノセラピスト故ジェリー・カイン氏(Gerald F. Kein)から米国の伝統的な催眠技法を学ぶ。また、ヒプノバーシング(催眠出産) を創始者の故ミッキー・モンガン女史(Marie Mickey Mongan)から学ぶ。また、リンジー・イーストバーン女史 (Lynsi Eastburn) からは催眠を不妊療法として用いるヒプノファーティリティを、デイビッド・クイグリー氏(David Quigley)からはソマティック・ヒーリングを、ロバート・リーズ氏(Bob Reese)からはスポーツ催眠を学ぶ。

2009年4月にはNGHの日本代表となり、日本人で初のNGH認定マスター・インストラクター (CMI) に任命され、日本でのNGH認定インストラクター養成講座を始める。

前世療法の分野では、米国で2002年から17年間ほぼ毎年、JHAで学んだ受講生を連れて同療法の世界的権威である精神科医のブライアン・ワイス博士の前世療法プロフェッショナル・トレーニングに参加。2015年と2018年にはワイス博士を日本へ招聘し、福岡、大阪、東京でワークショップを開催

エリクソン催眠ではミルトン・エリクソン博士のご息女で米国エリクソン財団の理事であるロクサーナ・エリクソン博士からエリクソン催眠プラクティショナーコースとマスタープラクティショナーコースを学ぶ。さらに、スポーツ催眠、NLP、ゲシュタルト療法等にも精通している。

一般社団法人日本臨床ヒプノセラピスト協会 (Japan Board of Clinical Hypnotherapists) を立ち上げ、脳科学とスピリチュアリズムに基づくヒプノセラピーを追究している。JBCHは現在延べ会員数が1200名を超えている。また、2016年には日本催眠学会に協力して同学会年次大会のプログラム委員長を務め「脳と催眠とスピリチュアリズム」に関する講演を行う。2017年には日本統合医療学会の依頼を受けて同学会年次大会でヒプノセラピーのワークショップを開催。

2022年4月には神奈川歯科大学大学院に開設された統合医療講座で「催眠療法」講座の講師に就任。
村井講師の教えた生徒が日本と世界各地でヒプノセラピストとして独立開業したり、自分の催眠団体を創設したり、既存の催眠学会の理事や評議員となって活躍している。また大勢の医師、医療関係者、心理療法家達がここで学んでいる。

著書に『悲嘆療法』(静林書店 2015年) 、『前世療法 – その歴史と現代的意義』 (静林書店2018年4月)がある。