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 2012/12/01 配信

日本ホリスティックアカデミー・メールマガジン No.19
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    「ヒプノの青い鳥---本来の自分を発見する癒しの旅へ」
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■トピックス

 【1】ワイス博士の前世療法プロトレーニング(2013年7月 in New York)
 【2】月例ヒプノセラピー勉強会について
 【3】ABH&NGHインストラクター養成講座開催のお知らせ
 【4】ホリスティックメディアショップのご案内
 【5】「アラスカの夏」(村井啓一)連載(7) 
 【6】メールマガジンの配信解除

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【1】ワイス博士の前世療法プロトレーニング(2013年7月 in New York)

ブライアン・ワイス博士の「前世療法プロフェッショナルトレーニングコース」が 2013年7月15日(月)~19日(金)の5日間で開催されます。すでにこの 講習を主催するオメガ・インスティチュート(ニューヨークにあるスピリチュアル系の スクール)のウェブから申し込めるようになっていますので、興味のある方は早めに お申し込みください。オメガのURLは下記のとおりです。
(https://www.eomega.org/omega/register/4357)

 7月には当アカデミー代表の村井も参加します。例年日本から当アカデミー の受講生をはじめ10~20名程度の日本人が参加しています。村井はこの 十年間ほぼ毎年この講習に参加していますので、何かわからないことがあれば ご質問ください。

 例年ニューヨークのJFK国際空港からオメガまでと帰りのニューヨーク市内 までのチャーターバスの手配を村井がしています。日本からの参加者はこれを 利用してもらえますので、日本人でまとまってゆったりとした観光バスでオメガに 行くことができます。英語の苦手な方でも安心して参加して頂けます。

 講座の通訳はありませんが、毎晩、日本人メンバーで集まってその日一日の 振り返りを行います。村井がその日のワイス博士の講習の要点をブリーフィング しますので、大切な内容を逃すこともありません。英語が苦手だから・・・という方 にも楽しく参加して頂けます。

 また、ワイス博士ご夫妻と日本人受講者との歓談の場に出ていただけます ので、ワイス博士と対話をしたり、2ショット写真やサインをもらうこともできます。

当アカデミーでツアーを組むことはしておりませんので、原則個人参加として オメガに申し込んで頂きます。ただ、どうしても申し込みたいのに申し込むのが 難しくて申し込めないでいるという場合は村井(murai@holistic-work.com) までメールでご相談ください。

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【2】月例ヒプノセラピー勉強会について

 当アカデミーの所在地を広尾から東五反田に移したことは前回のメールマガジン でお知らせしましたが、前よりも少し広いスペースを確保することができましたので 2013年1月から月に一度の頻度で卒業生のためのヒプノセラピー勉強会を開催 することにしました。

2013年前半のヒプノセラピー勉強会の日程です。開催日は月の第2水曜日で、 時間は午前10時30分~午後6時30分、参加費は3,000円です。なお、途中 参加や途中退出はご遠慮ください。日本ホリスティックアカデミーで、マスター コース、前世療法プロコース、年齢退行療法プロコースのいずれかを履修している ことが参加資格となります。

<日程と各回のテーマ>
 1月9日(水)(年齢退行療法)、  2月13日(水)(悲嘆療法)、
 3月13日(水)(前世療法)、    4月10日(水)(エリクソン催眠)、
 5月8日(水)(分身療法)、    6月12日(水)(自己実現法)

 内容は午前中が各回のテーマに応じた村井の講習・デモ・質疑応答等があり、 昼食後の午後からペアを組んだ実習となる予定です。

 参加を希望される方はinfo@www.jh-academy.comまで、下記の必須事項を記入の うえメールでお申し込みください。折り返し、予約確認メールで参加費の振込 口座もしくはクレジットカード決済のURLをお知らせしますので、期限までに お支払いください。

 <必須事項>
 1.名前(漢字とフリガナ) 2.住所 3.電話番号 4.メールアドレス
   5.JHAでの履修内容   6.銀行振込/クレジットカード決済の選択

 定員は各回18名です。先着順でお受けします。

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【3】ABH&NGHインストラクター養成講座開催のお知らせ

第5期の米国催眠士協会(NGH)認定インストラクター養成講座を2012年12月 10日(月)・11日(火)・12日(水)・13日(木)・14日(金)の5日間で開催します。 受講資格等、詳しくはhttps://www.jh-academy.com/course2/NGH.htmlをご覧 ください。

 また第6期の米国催眠療法協会(ABH)認定インストラクター養成講座を2012年 12月17日(月)・18日(火)・19日(水)・20日(木)・21日(金)の5日間で開催します。 受講資格等、詳しくはhttps://www.jh-academy.com/course2/index.htmlをご覧 ください。

 講習時間はともに全日とも10:00a.m.~18:30p.m.です。受講資格については それぞれのウェブの該当ページをご覧下さい。

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【4】ホリスティックメディアショップのご案内

長野県上田市を拠点として広告宣伝分野で活躍しているプロデューサー・音楽家の 櫻井浩二さん(CMソングも作曲しています)が、日本ホリスティックアカデミーの ためにネットショップを立ち上げてくれました。

ホリスティックメデアショップという名称ですでにネット販売を開始しています。 直販価格で販売していますのでAmazonで買うよりもかなり安い価格でお求め頂けます。 当面は日本ホリスティックアカデミーの講師の3名(村井啓一・萩原優・宮崎ますみ) のCD/DVD/書籍作品を販売していきます。

興味のある方はホリスティックメディアショップ(http://hms.sound-st.com/)に お立ち寄りください。

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【5】「アラスカの夏」(7)  (村井啓一)

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  ・これは村井がアラスカ大学大学院に留学していた1980年代の
   ある初夏にエスキモーのキャンプ地で過ごした体験を記したノン
   フィクションです。
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一九五〇年代はボブとケリーにとって最も過酷な時代だった。どこの村や町の共同体 にも属さない二人は自然の恵みが得られる最良の地を求めて、季節の変化とともに移り 歩いていた。

   ケリーの父、ホイッティアー・ウイリアムズの姉妹の一人と結婚したガス・ネルソンを 父親にもつジョン・ネルソンがボブたちの相談相手になってくれた。ガス・ネルソンは 一八九〇年代に捕鯨船に乗ってやってきたスウェーデン人の船長だった。

 ガスもボブと同じようにコチブー近辺の地が気に入り、定住を決心した白人の一人だ。 ボブはジョンの提言を受け入れてコチブーの北東約四十キロ入ったフィッシュ・クリーク と言う小川の側にテントを設け、そして後に小屋を建てた。その小屋は現在冬の間に居住 している新しい小屋のすぐ近くにある。

 ケリーは生まれてこのかた海岸地帯で育ってきた『海岸のエスキモー』だ。水平線と 地平線が広がり、何ら障害のない光景に慣れ親しんできたケリーにとっては木々に囲ま れた森の生活は初めての経験だった。ケリーは絶えず圧迫感を受けているように思えた し、木々の匂いが我慢ならないほど鼻についた。

 しかし、冬を生き残るにはそこに住み着くのが最良の方策だった。海岸線に住んで いれば、冬の間ずっと吹きっさらしの強風に曝されて暮らさなければならないのだ。 それに森にいればわなを仕掛けて冬でも僅かながら獲物を捕ることができる。

 一年のうちで、特に三月と四月はこの地域に生活する人々にとって苦しい月となって いた。秋に蓄えた食料が底をつき始めるが、食料を得る手立てがほとんどない時節なのだ。 しかも、コチブーでの物価の値段はつり上がり、職はなく、金もない。

 ある年の冬の終わり頃、二人はホーサム入江にテントを張ってアイス・フィッシング で飢えをしのいでいた。その年の三月は特に厳しく、みんな飢餓状態に陥っていた。 コチブーの食料は不足し、物価は高騰した。現金もなく、物々交換のできる余分な物を 持たないボブたちは、最後の手段として氷に穴をあけてのアイス・フィッシングを頼って ホーサム入江の奥にやってきたのだ。

 別名コバック湖とよばれるこの広大な入江は冬の間は完全に氷に閉ざされてしまう。 二人の周り三百六十度何も遮るものはなかった。魚釣りに出かけた折にたまたま他の 釣り人に出会うことがあったが、ほとんど人と遭遇することはない。しかし、その年は 食糧を求めて数家族がそこにキャンプをしていた。

 ある日、ボブは見知らぬ白人の一家族のキャンプを発見した。そこには、アイダホ州 からやってきたオリバー・キャマロンと妻、そして三人の子供がいた。厳しい自然の中に 暮らすには、仲間がいることほど心強いものはない。かれらは早速ボブのキャンプ地の すぐ近くに移ってきた。オリバーには職があるわけではなかった。猟師でもなかった。 ただ、戦後ドイツの捕虜収容所から解放されアメリカに戻ってきたオリバーは、新天地を 求めてアラスカへ移ってきたのだ。

 ここでのアイス・フィッシングとは氷上で体感温度が零下百度にもなる寒風に耐え ながら、一メートルから二メートルにも達する氷に穴をあけ、そこからセイウチなど の牙でつくった釣針を垂れ、シーフィッシュという大きいものになると三十キロにも 達する淡水魚を求めて釣りをすることだ。

  悪天候と不運とによってすべての家族が飢死の危機に直面していた。なかなかシー フィッシュが釣れなかったのだ。ボブやオリバーも必死で穴場を捜し求めて広大な湖 の上をさまよっていた。

ある朝、ボブは少し氷がうねりをなして盛り上がっている場所を見つけ、そこで 二十分ほどかかって穴をあけた。釣り糸をたらし二三分もしないうちに大きなシー フィッシュが食らいついた。

 喜んだボブはそいつを引き上げるとまた釣り糸を下ろした。下ろすやいなやまた 食らいついてきた。三匹目も同様だった。そして、あれよあれよと言う間にどんどん 釣れ、昼過ぎの一時をまわった頃には百匹以上を数えていた。ボブはこの縦八十キロ、 横十五キロもある湖の中のひとつの釣り穴から、合計百二十五匹を数時間のうちに 釣り上げた。

 ボブがソリに山ほど積んだシーフィッシュを持って帰った時、ケリーは驚きと喜びで 大声をあげた。犬ぞりのエスキモー犬が狂ったように吠えた。それを聞きつけてオリバー の一家がテントから飛び出してきた。オリバーが叫んだ。「いったいどこにこんなに 沢山の魚が隠れてたんだ!」 

  ボブは近くで同じように苦しんでいるエスキモーたちにもこのニュースを知らせた。

 翌朝、ボブが皆を昨日の釣り場へ案内した。皆、テントをソリに積み、家族でこの 穴のそばへ引っ越した。連日、皆好調にシーフィッシュを釣った。人も犬も飢えから 脱出することができた。

 近隣の食糧難に悩む村人もやってきた。遠くの親戚や友人たちもやってきて、ボブの 空けた釣り穴はまるで人々の交歓の場のようになっていった。余分にシーフィッシュを 捕れた者は町の雑貨屋に持っていき、コーヒーや紅茶、砂糖などと交換した。

 またある年のアザラシ猟の季節にボブはエスキモーの少年といっしょに猟をしていた。 浮氷に乗って夢中になってアザラシを追っていたボブがはっと気がついてみると、氷は ベーリング海に向かってどんどんと流されていた。そのようにして氷で沖へ流されて行方 不明になった者は昔から数知れずいる。氷の動きだけは人の力ではどうしようもない。

 風の向きが変わってくれるのを待つしかないのだ。ボブは神に祈った。昨日からほとんど 睡眠をとっていなかった二人は氷の上で疲れた体を休めるために一眠りした。四五時間も 寝ただろうか、目覚めたときボブはまだ同じ氷の上にいた。風は。何と幸運なことに前と 逆方向から吹き始めていた。氷は陸へ向かってハイ・スピードで進んでいった。

 それから二時間ほどのうちに、ボブと少年の乗っていた浮氷は陸と繋がっている氷原と 固く結びついていた。助かったのだ。

(つづく)

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【6】メールマガジンの配信解除

下記のホームページを開き、登録しているメールアドレスの変更や配信解除を行なっていただけます。

http://www.holistic-work.com/magazine

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【発行者】日本ホリスティックアカデミー 代表 村井啓一
【E-mail】info@holistic-work.com
【ホームページ】https://www.jh-academy.com/ http://www.holistic-work.com/
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